記念バット
押入れをゴソゴソしてたら甲子園記念バットがでてきた。
小学生のとき高校野球を見に甲子園にいったときに買ったもの。
今でこそ見に行かなくなったけど、このころは毎年のように甲子園にいって高校野球を見にいっていた。
そして各代表校の名前が入ったペナントを買って帰るのがなんとなく決まりみたいなものになっていた。
兄はさすがに田舎の鳥取代表の米子東高校や、地元京都代表の平安高校といった“もっとも”な選択でペナントを買っていたが、自分はちょっとバカだったのか漢字のかっこ良さだけで選んで縁もゆかりもない宮崎代表の都城高校とかのペナントを買っていた。
んで、この年は兄は友だちと甲子園に行って、自分は別の日に父と甲子園に行った。
いつもわけの分からないペナントを買うのもなんなので、ここらでひとつ我が家のペナントを買うという“主流”を変えてやろうと企んで買ったのがこの甲子園記念バットだった。
記念バットを持って帰り、この新たなる我が家の“主流”を兄に見せつけてやろうと包み紙から出し、そしてバットを覆うビニールを破っていくと・・・・
バットに刻まれた甲子園大会の文字が消えていくではありませんか・・・!
バットに刻まれていると思っていた文字は実はバットを覆うビニールに印刷されていただけなので、そのビニールを剥がすと単なる木の棒になってしまったのでした・・・
我が家の新たなる“主流”となるはずだった記念バットはそれから誰に見せつけることもなく、そのまま押入れで眠っていたのでした・・・(;´Д`)オ、オラ、トリカエシノツカネーコトヲシテシマッタダ…
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- 2012.07.25 Wednesday
- なにげない話
- 02:52
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- by FMC